最終更新:2025-06-20
この記事では、動画編集未経験者でも「副業として月5万円以上を目指せるようになるためのステップ」を、以下の項目ごとに解説していきます。
- 必要なスキルと学び方
- 稼げるまでのステップ
- 収入のリアルと案件の探し方
はじめにカンタンな概要から解説していきますが、こちらをタップすれば上記の内容までスキップできます。
はじめに|「動画編集はもう稼げない」は本当?
「動画編集って、もう稼げないんじゃないの?」
「AIに取って代わられて、仕事がなくなるって聞いたけど…」
こうした声を、SNSやネット記事で見かけたことがある方もいるかもしれません。たしかに、2020年代前半の動画編集ブームを経て、編集者を目指す人の数が増え、競争が激しくなったのは事実です。
しかし2025年現在、動画編集は今なお“稼げる副業”の一つとして人気があります。
なぜなら、YouTube、TikTok、Instagramといった動画プラットフォームが進化し続けており、短尺動画や広告動画、縦型コンテンツなど、ニーズの“幅”も広がっているからです。
なぜ今、動画編集が副業としておすすめなのか?

動画編集が今おすすめされる理由「ローリスク」「需要の拡大」「青天井の収入」を視覚化した図解。
1. 自宅でできる“ローリスク副業”である
動画編集の魅力は、なんといっても初期コストが低いこと。必要なのは、パソコンとネット環境、あとは動画編集ソフトだけ。
スマホだけで完結する簡易ツールも増えてきており、完全初心者でも始めやすくなっています。副業で重要なのは「始めるハードルの低さ」。動画編集はまさにその代表例です。
2. 今なお「動画コンテンツ」の需要が拡大している
2025年のインターネットでは、情報は「読む」から「観る」へとシフトしています。YouTuberだけでなく、企業や個人もSNSや広告で動画を活用する時代です。
その中で「編集の技術を持った人」は重宝され続けています。とくにTikTokやInstagramリール向けの縦型ショート動画のニーズは急上昇中です。
3. スキル次第で「青天井」の収入を得られる
初心者のうちは、月1〜3万円程度の収入になるかもしれませんが、案件の単価は1本5,000円〜3万円以上と幅広く、スキルを磨けば月数十万円を稼ぐことも可能です。
「スキルアップと収入アップ」が両立できる点でも、動画編集はおすすめの副業と言えるでしょう。
動画編集に必要なスキルと、その身につけ方

カット編集・テロップ・音の挿入・アニメーションなど、初心者がまず習得すべきスキルセットを紹介。
副業として動画編集を始めるには、どんなスキルが必要なのでしょうか?
ここでは、初心者がまず身につけるべき基本スキルと学び方を分かりやすく紹介していきます。
必要な基本スキル(まず覚えるべき5つ)
スキル | 説明 |
---|---|
カット編集 | 不要な部分を切り取り、テンポよく繋ぐ基本技術 |
テロップ挿入 | 情報や雰囲気を伝えるための文字演出 |
BGM・効果音の挿入 | 動画の印象を大きく変える音の演出 |
簡単なアニメーション | テキストや画像に動きを加える演出 |
書き出し・納品形式の理解 | 編集後の動画を指定形式で保存する知識 |
動画編集の初心者が、最初に覚えるべき技術は上記の5つです。逆に言えば、これさえできれば案件を受けることは十分可能なので、まずは基本的なスキルを身につけましょう。
スキルの身につけ方を解説!
ここからは、上記の基本スキルを身につける方法を3つのステップで解説していきます。
この記事は初心者の方でも気軽に始められるように書いているので、できる限りお金をかけずに始められる方法を紹介していきます。
ステップ①:YouTubeで学ぶ(無料)
ほとんどの場合、動画編集には専用のツールが必要になります。ただ、いきなり有料のツールを買う必要はありません。
まずは、「動画編集 やり方」や「Premiere Pro 初心者」などで検索してみましょう。その中で、使ってみたい・使いやすそうなツールを見つけるのがおすすめです。
もちろん、無料の編集ツールやアプリもたくさんあります。試しに使ってみると、より編集作業を体感できるので、動画編集のスキルが身につきやすくなりますよ。
ステップ②:実際に1本作ってみる(失敗してOK)
編集ツールの使い方が分かったら、教材動画をマネして実際に1本の動画を作ってみましょう。編集素材は、以下のようなサイトで入手できます。
- Pexels(無料の映像素材)
- DOVA-SYNDROME(無料BGM・効果音)
とは言え最初は「うまくいかない」「時間がかかる」となるのは当たり前です。作っているうちに自然と操作に慣れていくので、とにかく1本を作り上げることを目標に頑張りましょう。
ステップ③:簡易的な編集を繰り返し練習する
いきなりプロっぽい動画を目指さなくてOKです。まずは以下のような短い動画やテロップ作成の練習から始めてみてください。
- 5分の旅行Vlogをカットして字幕をつける
- 商品紹介のテロップ動画を作ってみる
- 音楽に合わせた写真スライドショーを作る
編集スピードやクオリティは徐々に上がっていきます。そして、できることが増えていくと工夫の幅が広がります。
ここまでくれば、動画編集で稼ぐ最低限のスキルは身についたと言ってもいいでしょう。
ステップ別:動画編集を副業にするまでの道のり

スキル習得から案件受注まで、3ステップで動画編集副業のロードマップを図解。初心者にも分かりやすい構成。
ここからは、動画編集を副業にしていく過程を3つのステップで解説していきます。
ステップ1:編集ソフトを選び、基本操作を覚えよう
動画編集を副業にするために重要なのは道具選びです。
初心者におすすめなのは以下の2つとなっています。
- DaVinci Resolve(無料):プロ並みの編集ができる無料ソフト。コスパ抜群。
- Adobe Premiere Pro(月額制):業界標準。案件応募での信頼性も高い。
編集の基礎は「カット・テロップ・BGM・効果音・エフェクト」など。
基本的なスキルの身につけ方でも解説していますが、YouTubeのチュートリアルや有料講座を使えば、1〜2ヶ月で基本操作は身につきます。
ステップ2:ポートフォリオを作って実績ゼロを突破
未経験で最大の壁は、実績がないこと。つまり、クライアント側からすると「信頼できるか分からない」ことです。
その壁を打ち砕くためにも、これまでのステップで作ってきた動画をもとに、ポートフォリオを公開しましょう。
- 自作Vlogや解説動画を作成してYouTubeに投稿
- 無料素材でサンプル編集を作成
- Instagramで縦型ショート動画を発信
「未経験ですが全力で頑張ります!」よりも、
「こんな動画を作れます!」のほうが受注率は上がります。
ポートフォリオがあれば、案件応募の際にも、自信を持って提案できるので、これまでのステップを飛ばさずに、必ず制作してください。
ステップ3:クラウドソーシング&SNSで案件を探す
ポートフォリオができたら、まずは以下のようなプラットフォームを活用し、案件を探していきましょう。
さらに、X(旧Twitter)やInstagramで「#動画編集者募集」などのハッシュタグを検索をすると、個人YouTuberや企業からの募集案件が見つかることも。
ポートフォリオを投稿したアカウントを通してDMをもらうケースもあるので、SNSでの発信も積極的に行っていきましょう。
案件の種類と報酬の相場感
動画編集の副業では、案件の種類によって報酬が大きく異なります。
案件タイプ | 内容 | 相場 |
---|---|---|
YouTube編集 | カット+テロップ中心 | 3,000円〜8,000円 |
SNSショート動画 | テンポ重視+エフェクト多用 | 5,000円〜15,000円 |
イベント映像編集 | 結婚式・企業イベントなど | 1万円〜5万円 |
PR動画・広告動画 | 撮影素材込みの高度案件 | 3万円〜10万円以上 |
未経験者は「YouTube動画編集」や「縦型ショート動画」から始めるのが王道です。編集した動画の本数や実績が増えれば、徐々に単価の高い案件へステップアップしていくことが可能です。
誰でも始めのうちは、高単価の案件ばかりに目がいきがちですが、1歩ずつステップアップしていく必要があるのを忘れずに。続けられる人と、辞めてしまう人の差はここにあると筆者は考えています。
実際どのくらい稼げる?副業としての収入事例

動画編集の副業で実際に稼げる収入例を紹介。スキルや実績に応じた報酬の違いも視覚的に説明。
以下は、副業で動画編集を行っている方の平均的な収入例です。
- 初心者(〜半年):月1〜3万円(YouTube編集中心)
- 中級者(半年〜1年):月5〜10万円(ショート動画・企業案件も)
- 上級者(1年以上):月15万円以上(広告動画や継続契約あり)
上級者のように稼ぐためのポイントは、「1案件でいくら稼ぐか」より「どれだけ効率よく案件をこなせるか」です。
そして効率よく案件をこなすためには、動画編集に慣れることと、編集環境を整えることが重要です。
動画編集に慣れたけど、これ以上スピードが上がらないという方は、編集用のPCのスペックを上げたり、編集ソフトの有料版を使ったりすることで、より効率アップを狙えます。
よくある質問(FAQ)
Q. 未経験でも本当に稼げますか?
はい。今では無料の学習リソースや練習素材が豊富にあり、1〜2ヶ月の独学で案件受注が可能です。最初の案件で報酬が発生すると、モチベーションも一気に上がります。
Q. どれくらいの時間が必要?
副業としては週5〜10時間ほど確保できれば十分です。平日1時間+土日にまとめて作業、というスタイルで稼いでいる人も多くいます。
Q. AIに仕事を奪われるのでは?
一部の作業(カット編集など)はAIで自動化されつつありますが、「人の感性」による編集や構成力、演出力は依然として人間が求められます。
まとめ:動画編集は「スキル×収入」の理想的な副業
動画編集は、学びながら稼げる副業です。始めは簡単なカット編集からスタートし、徐々に表現の幅や収入を広げていくことができます。
2025年の今でも、「動画編集はもう遅い」とは言えません。むしろ、短尺・縦型・SNS広告という新しい波がやってきています。
「今のうちにスキルを磨いて、未来の自分の可能性を広げたい」
そんなあなたに、動画編集はぴったりの選択です。
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