・文字起こしは簡単って聞いたけど本当？
・文字起こしはスキマ時間でどれくらい稼げるの？
このような悩みがある方は、スキマ時間を有効活用して、自由に使えるお金を増やしたいのではないでしょうか。
文字起こし(テープ起こし)は初心者や未経験者でも稼ぎやすい副業ですが
「毎月10万以上稼ぎたい！」という方よりも
「毎月1万でも良いから収入を増やしたい！」という人向けの副業です。
この記事では、文字起こしの始め方から注意点まで、分かりやすく解説しています。学生や主婦の方でもすぐに始められる文字起こしで、毎月の収入を確実に増やしていきましょう！
文字起こしの「特徴」と「仕事内容」
文字起こしとは
文字起こしは、インタビューや会議などで「録音された音声をテキスト化していく仕事」です。
「聞いた音を文章として書き起こす」というシンプルな内容のため、挑戦しやすい副業としても人気があります。
依頼内容は時代と共に変化していて、最近では「YouTube動画の文字起こし」も増えているんです！
仕事はすべてweb上で完結するので「スキマ時間」で「場所を問わずにできる」のが大きな魅力でしょう。
文字起こしの仕事内容
文字起こしの仕事内容は、主に「音声データや動画音声を文章にすること」です。
依頼内容はクライアントによって違い、日本語だけではなく「英語や中国語の音声を、日本語の文章に直す」ケースもあります。
「専門の知識が必要な案件」は、単価が高くて稼ぎやすいんです！
また、文字起こしの種類によって難易度も異なります。
【文字起こしの種類】
- 素起こし
録音した内容を正確に書き起こす。言い間違えや「えっと」などの言葉もすべて文字にする。インタビューなどの案件に多い。 - ケバ取り
「ケバ」とは文脈上意味を持たない言葉。「えー」「えっと」などの不要な言葉を無くして書き起こす。セミナーや会議などの案件に多い。 - 整文
「～だよね？」などの話し言葉を「～ですよね？」といった書き言葉に直す。「ですます調」で文体を整えて書き起こす。会議やシンポジウムなどの案件に多い。 - 要約(サマリー)
音声データを要点ごとに書き起こす。整文した文章のボリュームを7割程度に抑えて書く。依頼自体も少なく、経験豊富な人向けの案件。
このように「素起こし＜ケバ取り＜整文＜要約(サマリー)」という順番で難易度が上がっていきます。
文字起こしの報酬はどれくらい？副業として稼げるの？
文字起こしの報酬は「60分の音声データで5,000円程度」が平均的な相場です。
慣れるまでは書き起こしに時間がかかるので、時給換算で1,000円前後を目安にするといいでしょう。
慣れれば時給が上がるので、その分稼ぎやすくなります！
時間があれば月5万円以上、スキマ時間でも月1万円以上稼ぐこともできます！
ただし、「獲得する案件」や「副業に使える時間」によって個人差はあるので注意が必要です。
ここからは、もう少し掘り下げて「報酬例」や「作業時間」についても見ていきましょう。
文字起こしでもらえる報酬の例
実際にCrowdWorks（クラウドワークス）で募集している案件は画像の通りです。
※案件は2022年10月19日時点のものです。
スクショは案件の一部ですが、他の案件をみても相場は「60分で5,000円前後」でした！
「5,000円∼10,000円」と幅があるのは、クライアントと相談して決まるからです！
時間ごとの報酬例は以下の通りです。
- 10分程の音声：〜1,000円程度
- 30分～1時間程の音声：1,500〜10,000円程度
- 1時間程のセミナーや会議音声：5,000〜10,000円程度
- 30分∼1時間程のYoutubeの文字起こし：5,000〜10,000円程度
ちなみに「文字起こしされたデータをすぐ欲しい！」という案件は、単価が上がりやすい傾向にあるので狙い目ですよ！
文字起こしの所要時間は？
文字起こしの所要時間は「音声データの3∼5倍程度」が目安です。
作業に時間がかかる代表例は以下の通り。
- 聞き取りづらい音声を何度も聞き返す。
- 専門用語や知らない単語を調べる。
- タイピングが音声に追いつかない。
初心者のうちは「1時間の音声データに5時間程度かかる」こともあります。
ただ、作業時間は経験を積むことで確実に上がるので安心してください！
文字起こしの始め方・やり方
ここからは文字起こしの始め方、やり方について解説していきます。
文字起こしを始めるために必要なもの
「文字起こしとは？」の章で解説したように、文字起こしの案件はweb上で完結します。
そのため最低限必要なものさえあれば「在宅ワーク」として副業も可能です！
文字起こしを始めるために必要なものは以下の3つです。
パソコン
文字起こしにパソコンは必須です。
文章を打つのはもちろんですが、納品形式が「Word形式」や「textファイル形式」のことが多く、案件の幅が広がります。
高価じゃなくても「Wordが入ってるパソコン」を使うようにしましょう。
スマホ
文字起こしの仕事はスマホで行うことも可能です。
ただし、パソコンのタイピングに比べると作業効率はかなり落ちます。
スマホは音声ファイルを再生したりクライアントと連絡を取るために使うのが理想です。
「文字起こしはスマホでできる副業！」と書いてあるサイトも多いですが、スマホのみで仕事をするのは難しいでしょう。
イヤホン・ヘッドホン
イヤホンやヘッドホンは「音声を正確に聞き取るため」に必要です。
とくに、音源が小さかったり、雑音が多く入ってたりする音声を聞く際は、イヤホンが無いとまず聞き取れません。
また、カフェや学校などの「外出先で文字起こしをするとき」にも役立ちます。
クラウドソーシングサイトに登録する
文字起こし(テープ起こし)の案件は、クラウドソーシングサイトで探します。
なぜなら「仕事の募集が多く、初心者でも案件を獲得しやすい」からです。
以下に、利用者が多くて信頼できるおすすめのクラウドソーシングサイトをピックアップしました。
会員登録・年会費は無料なので、まずは登録して「どんな仕事があるのか」を確かめてくださいね！
案件に応募して報酬を稼ぐ
クラウドソーシングサイトに登録できたら、募集中の案件に応募しましょう。
仕事の応募から入金までの流れは以下の通りです。
- 自分が気になる案件に応募する。
- 発注者側から契約者に選ばれる。
→ここで選ばれなかった場合は(1)に戻る。 - 納期までに指定された形式(word、textなど)で提出する。
- 発注者がデータをチェックして問題が無ければ納品完了。
→修正があれば、再度修正して提出する。 - 決まった日時に指定の口座へ振り込まれる。
案件を獲得したあとは、クライアントの条件通りに書き起こすだけです！
ここまできたら、あとは数をこなしていくだけで稼げるようになります。
最後に「効率良く稼ぐためのコツ」をみていきましょう。
文字起こしで効率良く稼ぐための3つのコツ
文字起こしは、初心者や未経験者でもできるハードルの低い副業ですが、最初からガンガン稼げる人はあまりいません。
でも、どうせなら「できるだけ早く稼ぎたい」はず。
そこで、ここからは「初心者でも効率良く稼げる3つのコツ」を紹介していきます。
タイピングスピードを上げる
文字起こしで効率良く稼ぐためには「タイピングスピード」がめちゃくちゃ大事です。
「音声を聞く」という力は、日常的に雑音や会話が耳に入るので、ある程度あります。しかし、タイピングのスピードはやってないと早くならないのです。
理想はブラインドタッチができるようになるまでひたすら練習すること。
ブラインドタッチの指の位置を学んだり、練習をするのは「e-typing」という無料のタイピングゲームがおすすめです！
さらに「本日はよろしくお願いいたします。」「今回の議題は」など、よく使われる単語を登録しておくと効率アップ。
タイピングは「慣れ」です。早ければ早いほど、効率良く稼げるようになるので、たくさんパソコンに触るようにしましょう。
文字起こし用の音声ソフトを使う
文字起こしをより効率化するためには音声ソフトを使うのがおすすめです。
文字起こし専用のソフトなら「1時間程度の音声データをたったの5分で文字起こしできる」ものもあります。
もちろん全てを正確に書き起こせるわけじゃないので、その後の修正作業は必要です！
音声ソフトには他にも便利な機能があります。
- 自動文字起こし機能
- 翻訳機能
- 話者識別機能
唯一のデメリットはランニングコストがかかることですが、間違いなく効率は上がります。
もしお金に余裕があるなら、音声ソフトを使ってみて下さい。冗談抜きで世界が変わりますよ。
「プロフィール欄の充実」で案件獲得の確率を増やす
文字起こしの仕事は、初心者からでも始められる分「案件の競争率が高い」です。
採用されるのは多くて2人程度。競争を勝ち抜き、クライアントに選んでもらうためには「プロフィール欄を充実」させましょう。
プロフィール欄には以下の内容を書きましょう
- どんなことが出来るのか
- どんな姿勢で仕事に取り組むのか
- どんな学歴でどんな仕事をしてきたか
大事なのは、クライアントに「この人になら任せていいかも！」と思わせることです。
「どこの誰で、どんな実績があるかのか」が伝わると、一気に採用率が上がります！
なかなか書けない人は「クライアントの気持ちになって書く」のがおすすめですよ。
文字起こしの「注意点」や「よくある失敗例」
慣れるまで「想像以上に」時間がかかる
とくに、タイピングをしてこなかった初心者は、かなり時間がかかります。
慣れてない状態で、音声を聞きながら文章を書く作業は、予想以上に時間がかかるので「ぜんぜん楽じゃないじゃん！」となる人がほとんど。
でも、初心者のうちは、時間がかかってしまうのは仕方ないんです。
件数をこなしていけば作業スピードは必ず上がるので、根気強く続けていきましょう！
整文が難しい
整文については「文字起こしの仕事内容」で紹介しました。
議事録や会議などの「ちょっとお堅い案件」によくある整文ですが、初心者だと「しっかりと整文できてない」こと」が多いのです。
たとえば、同じ文の中で「かわいい動物」と「可愛い動物」のように、文字の統一ができていない「表現のゆらぎ」のチェックも整文では必須のスキルになります。
Googleドキュメントなどで下書きをすれば、ある程度の誤字脱字は教えてくれますが、慣れるまでは意識してチェックするのが一番です。
音声の「録音時間」と「対象時間」が違うこともある
文字起こしの案件では「もらった音声データの録音時間」と「実際に文字起こしする部分の時間」が異なることもあります。
たとえば、渡された音声データが「60分」だとしても、実際に文字起こしする時間は「4分10秒∼55分40秒まで」のように時間指定がある場合です。
とくに、インタビューやセミナーなどの案件では「冒頭の挨拶」や「本題までの雑談」などを削りたいクライアントもいます。
あらかじめ、案件の詳細をクライアントに確認しておくようにしましょう！
まとめ：文字起こしを副業にして「スキマ時間を有効活用」しよう！
文字起こしは、誰でも始められる副業です。
ハードルが低く、どんな場所でもできるので「スキマ時間を有効活用して稼ぎやすい」というメリットがありました。
初心者や未経験者でも、今回紹介した「効率良く稼ぐ3つのコツ」を活用すれば、月1万円以上は稼げます！
まずは1万円稼ぐのを目標に、文字起こしで「自由に使えるお金を増やしながら」私生活を充実させましょう！
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